本能の赴くままに突っ走る、猪突猛進な合成職人のひとりごと
カウンター
カレンダー
04 | 2024/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
プロフィール
HN:
Chot'2 Mothing
性別:
非公開
自己紹介:
主に【彫金】【錬金術】【革細工】【調理】担当。
時々【裁縫】もやります。
イロモノでネタ満載のグッズは私の担当と思っていただいて間違いありません。
次回イベントはメリットポイント!3の予定です。
時々【裁縫】もやります。
イロモノでネタ満載のグッズは私の担当と思っていただいて間違いありません。
次回イベントはメリットポイント!3の予定です。
ブログ内検索
アクセス解析
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
皆さまこんばんは。
休みの間にサンドリアPSPケースを作りつつ解説用の写真を撮りためていました。
ちょっと長いですが、興味ある方はご覧ください。
【1】革に裏地をつける
ある程度の大きさに裁断しておいた革に、少し大きめの裏地を貼り付けます。
この前の段階で「革に切り抜き用マーキングをする」「レーザー刻印をする」があるのですが、マーキングは見ての通り白い線をいれただけ、レーザー刻印は業者の方に依頼しましたので割愛です。
【2】裏地を貼り付けて空気を抜く
少し大きめにしないと革の位置あわせが非常に面倒なので、勿体無くても大きめに裏地を取るのがコツです。
【3】裁断する
直線部分は裁断機(写真)、カーブ部分は手切りと小さなカーブは彫刻等や専用の抜き型を使います。
【4】入り口部に補強をつける
PSPの抜き差しをするところにハリを持たせるため、裏から同じ革で補強をします。
補強革を切り抜いたところ。
【5】補強を貼り合わせる
真ん中にくるように位置あわせをし、補強部分を貼り付けます。
【6】補強ごと切り抜く
入り口部分です。直線は裁断機+革断ち包丁、カーブ部分は専用の抜き型です。
【7】補強部分を縫い合わせる
革をも縫えるパワーのあるミシン+レザー用針(刃がついてる)で縫います。
糸はかなり太いもので、革と同じ色です。
【8】ベルトを作る
入り口部分からPSPが飛び出さないようにするため&飾り用のベルトです。
表裏に革を貼り付け、ミシン縫いで補強しています。
取り付ける金具によって太さや先端の形状を変えるのがポイントです。
【9】本体にカシメ用穴をあける
かるくボンドで端を張り合わせ、カシメ用の穴をパンチで開けます。
1つのPSPケースにつき40個近くあけていますので、握力がつくこと必至です。
この後、カシメをはめてカシメ打ち用のハンドプレスで締め付けていきます。
【10】金具の位置を決める
金具の仮の位置を決定してしるしをつけます。位置が悪いと使い勝手が悪いものとなり、ここは中に実際にPSPを入れるなどして慎重に位置取りをします。
この際、重なったり隠れたりする端っこ部分の革の最断面に対し、黒いコバコートという薬品を塗りつけます。
これは端っこの部分の補強と見た目をよくするためです。
【11】金具を固定し、コバコートを全体に塗る
金具を固定し、必要な部分には強力なボンドを流しいれます。
10で塗らなかった部分のコバにコバコートを塗り、表面が滑らかになるように磨きます。
【12】完成!
これでやっと完成です。
今回はコミケに持っていったのとは違う金具をとりつけてみました。
ゴツい金具(差し込み式の鍵のようになっているやつ)とギボシ(穴に入れて留めるタイプ)の2種類です。
ゴツい金具のものは全体的に荘厳な感じ、ギボシはシンプルな感じです。
お好みでチョイスしてください。
いかがでしたか?
意外と簡単だったのではないでしょうか。
実際はデザインを決めて型を作り、仕上げを考えるなどの工程が入るのですが、一度決まってしまえばわりとサクサク作れます。
こちら3点のほかにもあと4点作成予定です。
ギボシタイプを1つ、ゴツい金具のものを1つ、コミケで出した差込金具タイプを2つ、それぞれ若干のバリエーション違いを作る予定です。
(カシメの色を変えたりなど)
また作り次第UPしますので、よかったら見てやってください。
休みの間にサンドリアPSPケースを作りつつ解説用の写真を撮りためていました。
ちょっと長いですが、興味ある方はご覧ください。
【1】革に裏地をつける
ある程度の大きさに裁断しておいた革に、少し大きめの裏地を貼り付けます。
この前の段階で「革に切り抜き用マーキングをする」「レーザー刻印をする」があるのですが、マーキングは見ての通り白い線をいれただけ、レーザー刻印は業者の方に依頼しましたので割愛です。
【2】裏地を貼り付けて空気を抜く
少し大きめにしないと革の位置あわせが非常に面倒なので、勿体無くても大きめに裏地を取るのがコツです。
【3】裁断する
直線部分は裁断機(写真)、カーブ部分は手切りと小さなカーブは彫刻等や専用の抜き型を使います。
【4】入り口部に補強をつける
PSPの抜き差しをするところにハリを持たせるため、裏から同じ革で補強をします。
補強革を切り抜いたところ。
【5】補強を貼り合わせる
真ん中にくるように位置あわせをし、補強部分を貼り付けます。
【6】補強ごと切り抜く
入り口部分です。直線は裁断機+革断ち包丁、カーブ部分は専用の抜き型です。
【7】補強部分を縫い合わせる
革をも縫えるパワーのあるミシン+レザー用針(刃がついてる)で縫います。
糸はかなり太いもので、革と同じ色です。
【8】ベルトを作る
入り口部分からPSPが飛び出さないようにするため&飾り用のベルトです。
表裏に革を貼り付け、ミシン縫いで補強しています。
取り付ける金具によって太さや先端の形状を変えるのがポイントです。
【9】本体にカシメ用穴をあける
かるくボンドで端を張り合わせ、カシメ用の穴をパンチで開けます。
1つのPSPケースにつき40個近くあけていますので、握力がつくこと必至です。
この後、カシメをはめてカシメ打ち用のハンドプレスで締め付けていきます。
【10】金具の位置を決める
金具の仮の位置を決定してしるしをつけます。位置が悪いと使い勝手が悪いものとなり、ここは中に実際にPSPを入れるなどして慎重に位置取りをします。
この際、重なったり隠れたりする端っこ部分の革の最断面に対し、黒いコバコートという薬品を塗りつけます。
これは端っこの部分の補強と見た目をよくするためです。
【11】金具を固定し、コバコートを全体に塗る
金具を固定し、必要な部分には強力なボンドを流しいれます。
10で塗らなかった部分のコバにコバコートを塗り、表面が滑らかになるように磨きます。
【12】完成!
これでやっと完成です。
今回はコミケに持っていったのとは違う金具をとりつけてみました。
ゴツい金具(差し込み式の鍵のようになっているやつ)とギボシ(穴に入れて留めるタイプ)の2種類です。
ゴツい金具のものは全体的に荘厳な感じ、ギボシはシンプルな感じです。
お好みでチョイスしてください。
いかがでしたか?
意外と簡単だったのではないでしょうか。
実際はデザインを決めて型を作り、仕上げを考えるなどの工程が入るのですが、一度決まってしまえばわりとサクサク作れます。
こちら3点のほかにもあと4点作成予定です。
ギボシタイプを1つ、ゴツい金具のものを1つ、コミケで出した差込金具タイプを2つ、それぞれ若干のバリエーション違いを作る予定です。
(カシメの色を変えたりなど)
また作り次第UPしますので、よかったら見てやってください。
PR