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          本能の赴くままに突っ走る、猪突猛進な合成職人のひとりごと
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プロフィール
HN:
Chot'2 Mothing
性別:
非公開
自己紹介:
主に【彫金】【錬金術】【革細工】【調理】担当。
時々【裁縫】もやります。
イロモノでネタ満載のグッズは私の担当と思っていただいて間違いありません。
次回イベントはメリットポイント!3の予定です。
通販
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栽培中…
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皆さまこんばんは・・・・・・・・・・・・・




うおおう・・・・・



すみません。
私事ながらかなり大きなことが色々立て続けにあって、合成することもできずイベント当日行けないのではないかという程だったのですが、なんとかなりそうな目処が立ったのでまた日記を書くことができそうです。

他にも自分のクセなんですが、サークルカットに次に出そうと思っているものを先に書いてしまってるんですね。
いつもはそれを見て「よし、描いちゃったんだから頑張ろう!」となるのですが今回は少し違っていてちょっとサークルカットに縛られてしまって色々身動きが取れないところがありました。
どーにも波があるようで。

波があるときこそ誰かのために、ではなく(今までも煩悩のままにでしたがw)自分が作りたいものしか作れない!と思ったので予告を覆すようなものを作っております。

まずタイトルにも書きましたが、チョコボのグッズです。
今までもエコバッグにチョコボイラストと刺繍をあしらったものを出していました。
結構喜んでいただいて持っていった分は売り切れることが多かった合成品です。

また覚えておられる方がいるかわかりませんが、チョコボの羽根をイメージしたペンを作っていました。
こちらはあんまり売れていなかったんですね。
多分使いどころが限られるからかなと思ったのですが・・・

ですが・・・・

売れてないからってイイジャナイ!!
また作りたいんだあああああああ!!

今度は、

今度は、

もっと豪華に作ってやるう!


斜め上にカッ飛んでみました。

売れないだろうと思っていながらも、どんな風に豪華にしているのかはまたこちらで追々ご紹介していきたいと思います。

ホントすみません。
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皆さまこんばんは。

最近別の革細工の開発に余念がありません。
サンドリアPSPケースを気に入ってくださった方からリンゴがマークの会社の携帯電話にあわせたケースの作成打診?がやってまいりました。
個人的に前から気になっていたので、うまくいくかどうかわからないもののチャレンジしてみようかと思っているところです。
モノとしてはFFとはなんら関係がないのですが、気が向いたら作成している途中のものでもUPしてみます。

そういえば今日、会社の机を漁っていたらこんなものがでてきました。

K3400001.JPG

1億円の偽札メモ帳です。
これを土産物屋の店先で見つけたときは狂喜乱舞し、600円も払って購入しました。

ところが。

帰宅後わくわくしながら良く見てみると、一番上の一枚を残して中身は真っ白の藁半紙なんですよ。
心の底からガッカリしました。


で、これ。

ff11280a.jpeg

うちで売っている100バイン紙幣の札束。
これは全部が印刷されていて、シリアルナンバー?もいくつか番号があったりする作りになっています。

自分が土産物屋で味わったわくわく感はそのままに、帰宅後のガッカリ感を排除した(個人的に)夢のグッズです。

こういうのを代償行為っていうんですかね?w
皆さまこんばんは。

昨日の足りない頭で書いた駄文はしばらく放置ということで・・・
「夜手紙書いちゃいけない」と言う言葉がありますが、ブログも似たようなモンですね。
まいっか。

さて今日は【集中】を必要とするミシンを使わないモノを。
以前から材料だけはそろえてあり、構想だけは練っていたものです。
これは1点しか作れなさそうだからぶっつけ本番でした。

まっくろくろすけ
090901_0129~002.jpg

でておいで!!!
090901_0129~003.jpg

もっと近う寄れ!!
090901_0130~001.jpg

こいつは黒い人工タイガーアイの牙。
ストラップになる予定です
090901_0129~001.jpg

さて、なんだかお分かりいただけ・・・

ないですよな、うん。

えーと、ヴァナ内初期にお世話になるオーソドックスな金策と言えば栽培や狩りですが、その狩りの中でも有名なのが「黒虎の牙」です。
この金策をしている人はよく称号が「ファング」になっていますね。

ということで黒虎の皮と黒虎の牙で合成した、

名づけて『ファング』!!




まんまだ。
まごうことなきまんまだ。
なんのヒネリもないまんまだ。



というPSPケースです。
メガネくらいなら入るかもしれないけどこんな血みどろで怖いメガネケースは無いと思います。

この血の赤い部分はコバコートのエンジ色のやつを、マンガの血糊の手法で、ありあまる肺活量に任せて

フッ!!!

と気合を入れて吹き付けてみました。
肺活量が常人の1.6倍あるのが思いっきり息を吹き付けたためコバコートが絨毯に飛び散り、床が殺人現場(数日経過)のようになりました。

と★れ★な★い★!

あとはとんがったもので引っかいて爪でザックリやられた感を出したりといった痛々しさあふれる一品です。


何がしたかったかというと、黒虎に敬意を表したかった、ということです。

そしてデザイン的にはまっくろい毛の塊を腰からブラさげているかと思いきや、中は血だらけというワイルドさ。
メンズナックルの編集部だったらどんなキャッチコピーをつけてくれるのでしょうか。
こういうものを欲しい人がいるのかどうかはわかりませんが、とりあえず前から一度作ってみたかったものです。
見る人が見れば「黒い毛皮」+「黒いタイガーアイでできた牙」で何かを心で感じ取ってくれるかもしれません。
少なくともこれを欲しがる人がいるのなら、きっと解ってくれるはず。


ちゃんと完成させることができたら売りにだすかもしれませんので、興味ある人だけwktkしていてください。


・・・


覚醒したスピリッツは獣に変える!


※リンク先は「メンズナックル・ジェネレータ」

いいメンナクっぷりなキャッチコピーだぜ・・・www
皆さんこんばんは。

たまには!
たまには「バストゥーク商業区H-8」(彫金ギルド<pos>)らしいことも書かねば!!!
と思ったのですが、実は金属加工についてはイベントでよく尋ねられるのでエクセルファイルにまとめ、カラーで印刷したものを持参して見せたりしていました。

写真の枚数が多いのでチクチク1枚ずつアップするよりまとめてJPG画像にしてみたのですが、興味ある方いるのかな…w

とりあえず!!
せっかくまとめたその努力だけでも見てやってくださいwww

容量が大きくてサムネイルを作ってもらえないため、下の灰色の画像を左からポチっと押してください。

kakou1.jpg kakou2.jpg kakou3.jpg


以下、テキスト抜粋


アトルガン貨幣やランペール金貨…彫金には大きく分けて二つの技法があります。

1:金属を直接切ったり削ったりして作る「すり出し技法」
2:ロウソクよりもっと密度が高くて堅い専用ワックスを削ったり溶かして盛り付け、それを焼き石
膏に入れて焼成⇒溶かした金属を流し込んで鋳造⇒研磨 して作る「ロストワックス技法」
コインはこの
2番目の「ロストワックス技法」で作っています。

ワックスによる原型制作
①ワックスを専用のノコ刃のついた糸鋸で必要なサイズより大きめに切り出す
②ワックス用のヤスリで形を整える
③模様を油性ペンで描く
④模様にそってホットペンで溶かしたワックス(金属のペン先を熱してワックスを溶かす装置)を盛
り付けていく
⑦金属を流し込むためのガイドをつけて
⑤ワックスが冷めて固まったら削り、形を整えていく完成
⑥出来上がったらベンジンで表面の細かな傷を埋める

鋳造
①ワックスで出来たものを石膏で固める
②それを高温で熱し、ワックスを蒸発させる(石膏もこのとき固まる)
③出来た穴に溶かした金属を流しいれる
④少し冷まし、(それでもまだものすごく熱い)水につける
⑤石膏が温度差によって爆発、粉々に砕けるが金属だけは残る

研磨
①金属を流しいれるための部分(湯口)を削る②目の粗いヤスリで形を整える
③細かな傷をとりヤスリで荒く形を整えていく
.回転工具(リューター)でどんどん細かい目のものに切り替えながら表面④刻印を打つ、を美しく磨いていく
⑤金属を流し込むためのガイドをつけて完成

型取り
①金属で出来た原型をシリコンに埋め、高温で焼く
②シリコンを切る(これをゴム型と言い、この作業はゴム切りと呼ぶ)
③ジグザグに切るのはあとで型をあわせたときにカッチリはまるようにするため
④型完成

量産
①ゴム型に溶かしたワックスを高圧で流し込み、冷ます
②出来たものはバリ(合わせ目の液漏れ部分)を取ったり表面をならしたりする
③鋳造用に成形する
④あとは鋳造⇒研磨を繰り返す
⑤穴あけ加工・メッキ加工をして完成
皆さまこんばんは。

休みの間にサンドリアPSPケースを作りつつ解説用の写真を撮りためていました。
ちょっと長いですが、興味ある方はご覧ください。

【1】革に裏地をつける

ある程度の大きさに裁断しておいた革に、少し大きめの裏地を貼り付けます。
090823_1615~001.jpg

この前の段階で「革に切り抜き用マーキングをする」「レーザー刻印をする」があるのですが、マーキングは見ての通り白い線をいれただけ、レーザー刻印は業者の方に依頼しましたので割愛です。

【2】裏地を貼り付けて空気を抜く

少し大きめにしないと革の位置あわせが非常に面倒なので、勿体無くても大きめに裏地を取るのがコツです。
090823_1617~001.jpg

【3】裁断する

直線部分は裁断機(写真)、カーブ部分は手切りと小さなカーブは彫刻等や専用の抜き型を使います。
090823_1620~001.jpg

【4】入り口部に補強をつける

PSPの抜き差しをするところにハリを持たせるため、裏から同じ革で補強をします。
090823_1849~001.jpg

補強革を切り抜いたところ。

【5】補強を貼り合わせる

真ん中にくるように位置あわせをし、補強部分を貼り付けます。
090823_1912~001.jpg

【6】補強ごと切り抜く

入り口部分です。直線は裁断機+革断ち包丁、カーブ部分は専用の抜き型です。
090823_1952~001.jpg

【7】補強部分を縫い合わせる

革をも縫えるパワーのあるミシン+レザー用針(刃がついてる)で縫います。
糸はかなり太いもので、革と同じ色です。
090823_2116~001.jpg

【8】ベルトを作る

入り口部分からPSPが飛び出さないようにするため&飾り用のベルトです。
表裏に革を貼り付け、ミシン縫いで補強しています。
取り付ける金具によって太さや先端の形状を変えるのがポイントです。
090823_2251~002.jpg

【9】本体にカシメ用穴をあける

かるくボンドで端を張り合わせ、カシメ用の穴をパンチで開けます。
1つのPSPケースにつき40個近くあけていますので、握力がつくこと必至です。

090823_2304~001.jpg

この後、カシメをはめてカシメ打ち用のハンドプレスで締め付けていきます。

【10】金具の位置を決める

金具の仮の位置を決定してしるしをつけます。位置が悪いと使い勝手が悪いものとなり、ここは中に実際にPSPを入れるなどして慎重に位置取りをします。
090823_2336~001.jpg

この際、重なったり隠れたりする端っこ部分の革の最断面に対し、黒いコバコートという薬品を塗りつけます。
これは端っこの部分の補強と見た目をよくするためです。

【11】金具を固定し、コバコートを全体に塗る

金具を固定し、必要な部分には強力なボンドを流しいれます。
10で塗らなかった部分のコバにコバコートを塗り、表面が滑らかになるように磨きます。
090823_2350~001.jpg

【12】完成!

これでやっと完成です。
今回はコミケに持っていったのとは違う金具をとりつけてみました。
ゴツい金具(差し込み式の鍵のようになっているやつ)とギボシ(穴に入れて留めるタイプ)の2種類です。
b5242084.jpeg

ゴツい金具のものは全体的に荘厳な感じ、ギボシはシンプルな感じです。
お好みでチョイスしてください。

いかがでしたか?
意外と簡単だったのではないでしょうか。
実際はデザインを決めて型を作り、仕上げを考えるなどの工程が入るのですが、一度決まってしまえばわりとサクサク作れます。

こちら3点のほかにもあと4点作成予定です。
ギボシタイプを1つ、ゴツい金具のものを1つ、コミケで出した差込金具タイプを2つ、それぞれ若干のバリエーション違いを作る予定です。
(カシメの色を変えたりなど)

また作り次第UPしますので、よかったら見てやってください。
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