本能の赴くままに突っ走る、猪突猛進な合成職人のひとりごと
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プロフィール
HN:
Chot'2 Mothing
性別:
非公開
自己紹介:
主に【彫金】【錬金術】【革細工】【調理】担当。
時々【裁縫】もやります。
イロモノでネタ満載のグッズは私の担当と思っていただいて間違いありません。
次回イベントはメリットポイント!3の予定です。
時々【裁縫】もやります。
イロモノでネタ満載のグッズは私の担当と思っていただいて間違いありません。
次回イベントはメリットポイント!3の予定です。
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皆さまこんばんは。
さて、先日通販開始で送った荷物が無事届いたとそれぞれ連絡があり、ほっと一安心しました。
郵便事故(紛失・破損)を散々見てきているのと、あとやっぱり写真だけで実物の商品を手に取って見ていただいてるわけではないので、「イベントで見たときやつのほうがよかった」という風に思われてしまったりする可能性も無いわけではないので、不安はいっぱいでした。
なんとか気に入っていただけたようで本当に嬉しいです。
引き続き、通販のお話をチョコチョコいただいていて本当にありがたいです。
もし気になる合成品がありましたらなんなりとお尋ねください。
以下、チラ裏っぽい「販売価格について」です。お暇ならご覧ください。
さて、先日通販開始で送った荷物が無事届いたとそれぞれ連絡があり、ほっと一安心しました。
郵便事故(紛失・破損)を散々見てきているのと、あとやっぱり写真だけで実物の商品を手に取って見ていただいてるわけではないので、「イベントで見たときやつのほうがよかった」という風に思われてしまったりする可能性も無いわけではないので、不安はいっぱいでした。
なんとか気に入っていただけたようで本当に嬉しいです。
引き続き、通販のお話をチョコチョコいただいていて本当にありがたいです。
もし気になる合成品がありましたらなんなりとお尋ねください。
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皆さんこんばんは。
たまには!
たまには「バストゥーク商業区H-8」(彫金ギルド<pos>)らしいことも書かねば!!!
と思ったのですが、実は金属加工についてはイベントでよく尋ねられるのでエクセルファイルにまとめ、カラーで印刷したものを持参して見せたりしていました。
写真の枚数が多いのでチクチク1枚ずつアップするよりまとめてJPG画像にしてみたのですが、興味ある方いるのかな…w
とりあえず!!
せっかくまとめたその努力だけでも見てやってくださいwww
容量が大きくてサムネイルを作ってもらえないため、下の灰色の画像を左からポチっと押してください。
以下、テキスト抜粋
アトルガン貨幣やランペール金貨…彫金には大きく分けて二つの技法があります。
1:金属を直接切ったり削ったりして作る「すり出し技法」
2:ロウソクよりもっと密度が高くて堅い専用ワックスを削ったり溶かして盛り付け、それを焼き石
膏に入れて焼成⇒溶かした金属を流し込んで鋳造⇒研磨 して作る「ロストワックス技法」
コインはこの
2番目の「ロストワックス技法」で作っています。
ワックスによる原型制作
①ワックスを専用のノコ刃のついた糸鋸で必要なサイズより大きめに切り出す
②ワックス用のヤスリで形を整える
③模様を油性ペンで描く
④模様にそってホットペンで溶かしたワックス(金属のペン先を熱してワックスを溶かす装置)を盛
り付けていく
⑦金属を流し込むためのガイドをつけて
⑤ワックスが冷めて固まったら削り、形を整えていく完成
⑥出来上がったらベンジンで表面の細かな傷を埋める
鋳造
①ワックスで出来たものを石膏で固める
②それを高温で熱し、ワックスを蒸発させる(石膏もこのとき固まる)
③出来た穴に溶かした金属を流しいれる
④少し冷まし、(それでもまだものすごく熱い)水につける
⑤石膏が温度差によって爆発、粉々に砕けるが金属だけは残る
研磨
①金属を流しいれるための部分(湯口)を削る②目の粗いヤスリで形を整える
③細かな傷をとりヤスリで荒く形を整えていく
.回転工具(リューター)でどんどん細かい目のものに切り替えながら表面④刻印を打つ、を美しく磨いていく
⑤金属を流し込むためのガイドをつけて完成
型取り
①金属で出来た原型をシリコンに埋め、高温で焼く
②シリコンを切る(これをゴム型と言い、この作業はゴム切りと呼ぶ)
③ジグザグに切るのはあとで型をあわせたときにカッチリはまるようにするため
④型完成
量産
①ゴム型に溶かしたワックスを高圧で流し込み、冷ます
②出来たものはバリ(合わせ目の液漏れ部分)を取ったり表面をならしたりする
③鋳造用に成形する
④あとは鋳造⇒研磨を繰り返す
⑤穴あけ加工・メッキ加工をして完成
たまには!
たまには「バストゥーク商業区H-8」(彫金ギルド<pos>)らしいことも書かねば!!!
と思ったのですが、実は金属加工についてはイベントでよく尋ねられるのでエクセルファイルにまとめ、カラーで印刷したものを持参して見せたりしていました。
写真の枚数が多いのでチクチク1枚ずつアップするよりまとめてJPG画像にしてみたのですが、興味ある方いるのかな…w
とりあえず!!
せっかくまとめたその努力だけでも見てやってくださいwww
容量が大きくてサムネイルを作ってもらえないため、下の灰色の画像を左からポチっと押してください。
以下、テキスト抜粋
アトルガン貨幣やランペール金貨…彫金には大きく分けて二つの技法があります。
1:金属を直接切ったり削ったりして作る「すり出し技法」
2:ロウソクよりもっと密度が高くて堅い専用ワックスを削ったり溶かして盛り付け、それを焼き石
膏に入れて焼成⇒溶かした金属を流し込んで鋳造⇒研磨 して作る「ロストワックス技法」
コインはこの
2番目の「ロストワックス技法」で作っています。
ワックスによる原型制作
①ワックスを専用のノコ刃のついた糸鋸で必要なサイズより大きめに切り出す
②ワックス用のヤスリで形を整える
③模様を油性ペンで描く
④模様にそってホットペンで溶かしたワックス(金属のペン先を熱してワックスを溶かす装置)を盛
り付けていく
⑦金属を流し込むためのガイドをつけて
⑤ワックスが冷めて固まったら削り、形を整えていく完成
⑥出来上がったらベンジンで表面の細かな傷を埋める
鋳造
①ワックスで出来たものを石膏で固める
②それを高温で熱し、ワックスを蒸発させる(石膏もこのとき固まる)
③出来た穴に溶かした金属を流しいれる
④少し冷まし、(それでもまだものすごく熱い)水につける
⑤石膏が温度差によって爆発、粉々に砕けるが金属だけは残る
研磨
①金属を流しいれるための部分(湯口)を削る②目の粗いヤスリで形を整える
③細かな傷をとりヤスリで荒く形を整えていく
.回転工具(リューター)でどんどん細かい目のものに切り替えながら表面④刻印を打つ、を美しく磨いていく
⑤金属を流し込むためのガイドをつけて完成
型取り
①金属で出来た原型をシリコンに埋め、高温で焼く
②シリコンを切る(これをゴム型と言い、この作業はゴム切りと呼ぶ)
③ジグザグに切るのはあとで型をあわせたときにカッチリはまるようにするため
④型完成
量産
①ゴム型に溶かしたワックスを高圧で流し込み、冷ます
②出来たものはバリ(合わせ目の液漏れ部分)を取ったり表面をならしたりする
③鋳造用に成形する
④あとは鋳造⇒研磨を繰り返す
⑤穴あけ加工・メッキ加工をして完成
皆さまこんばんは。
さて、初めての通販手続きをしているところです。
やるやる言いながらやらない詐欺みたいになっていましたが、一応準備だけはしておいてよかった…。
そうそう、現在通販可能なアイテムは以下の通りです。
※写真は前回のイベント時のもの。後ほど正式な写真をUPいたします。
・バストゥークPSPケース 7000G、10,000G(つくりの違いによる価格差) 牛革製
後ほど個別で写真を撮影して掲載いたします。
・サンドリアPSPケース 6000G 牛革製
現在進行形で作成中です。
@2個ほどなら通販が出来そうです。
・ウィンダスPSPケース 1500G フェルト製
こちら再販です。羊毛を水クリ+風クリで手加工したもので、ふわふわしています。
サイズ的に筆箱なんかにも使えますね。
・ウィンダスDSケース 1500G
PSPケースと同じ作りで、こちら長方形。
小物入れとしても使えます。
・バストゥークブックカバー 2500G 牛革製
あと3つしかありません。
・サブリガバッグ 500G 不織布製
単体の写真がありませんでした…w
以上です。
ご希望があれば獣人エコバッグ(1500G)は作り直すことも可能です。
もし通信販売をご希望の方はほしいものを明記して左側メールフォームよりご連絡ください。
取引に関する詳細をお送りいたします。
ちなみに送料は北海道、沖縄、離島(ようするに日本国内)であれば一律500円しかいただきません。
なんとなく…住む地域で価格があがるのはちょっとうんざりですし。
というわけでした。
さて、初めての通販手続きをしているところです。
やるやる言いながらやらない詐欺みたいになっていましたが、一応準備だけはしておいてよかった…。
そうそう、現在通販可能なアイテムは以下の通りです。
※写真は前回のイベント時のもの。後ほど正式な写真をUPいたします。
・バストゥークPSPケース 7000G、10,000G(つくりの違いによる価格差) 牛革製
後ほど個別で写真を撮影して掲載いたします。
・サンドリアPSPケース 6000G 牛革製
現在進行形で作成中です。
@2個ほどなら通販が出来そうです。
・ウィンダスPSPケース 1500G フェルト製
こちら再販です。羊毛を水クリ+風クリで手加工したもので、ふわふわしています。
サイズ的に筆箱なんかにも使えますね。
・ウィンダスDSケース 1500G
PSPケースと同じ作りで、こちら長方形。
小物入れとしても使えます。
・バストゥークブックカバー 2500G 牛革製
あと3つしかありません。
・サブリガバッグ 500G 不織布製
単体の写真がありませんでした…w
以上です。
ご希望があれば獣人エコバッグ(1500G)は作り直すことも可能です。
もし通信販売をご希望の方はほしいものを明記して左側メールフォームよりご連絡ください。
取引に関する詳細をお送りいたします。
ちなみに送料は北海道、沖縄、離島(ようするに日本国内)であれば一律500円しかいただきません。
なんとなく…住む地域で価格があがるのはちょっとうんざりですし。
というわけでした。
皆さまこんばんは。
まだまだ毎日なにがしかを作り続けています。
今回はこれ。
文庫カバーなのですが、ターコイズグリーンの上に更にブロンズカラーが乗っています。
かなりアンティーク風味。
こちらは売り物ではないのですが、一度こういうタイプも作ってみたかったのでやってみました。
とにかくダメージ加工やらアンティーク風味が大好きなもので…。
あと先日アップしわすれた写真を一枚。コバ部とコバコートです。
コバはこのヘリの部分ですね。
カッティングしたあとカンナで削ったり、布や専用の溝のついた道具で磨いた後にコバコートでコーティングします。
全体的な作成手順はかなり独学のオリジナルなのですが、コバコートだけはやはり欠かせないなと思っています。仕上がりが断然違うんです…。ぐっと引き締まるというか。あと何もしないより丈夫になります。
さて、前回つくったものをブログにアップしてからすぐに注文をいただきまして、ゴツい金具のものが2つとも売れてしまいました。
また作り増す予定なのですが、意外と人気でしたね…。
いや、金具として一番実は気に入っていて1年くらい前から購入してもんもんと取ってあったのですがブログを見た知人なども
「ゴツい金具のやついいね!」
と口々に言う有様。ぶっちぎりの人気です。
ギボシのシンプルさもいいんだけどなぁ~と思いつつ、ゴツい金具は買っておいてよかったと心の底から思いました。こういう色と形と大きさがバッチリなものってなかなか出会えないもので、「何かに使うかも?」と思ったらすぐに買い!!!!なのです。
かなりの手芸用品店に赴いているのですが、いいものがあっても在庫が少ないのでほぼ買占め、無ければ取り寄せと何かと苦労させられるのがこの金具部分なのでした。
まだまだ毎日なにがしかを作り続けています。
今回はこれ。
文庫カバーなのですが、ターコイズグリーンの上に更にブロンズカラーが乗っています。
かなりアンティーク風味。
こちらは売り物ではないのですが、一度こういうタイプも作ってみたかったのでやってみました。
とにかくダメージ加工やらアンティーク風味が大好きなもので…。
あと先日アップしわすれた写真を一枚。コバ部とコバコートです。
コバはこのヘリの部分ですね。
カッティングしたあとカンナで削ったり、布や専用の溝のついた道具で磨いた後にコバコートでコーティングします。
全体的な作成手順はかなり独学のオリジナルなのですが、コバコートだけはやはり欠かせないなと思っています。仕上がりが断然違うんです…。ぐっと引き締まるというか。あと何もしないより丈夫になります。
さて、前回つくったものをブログにアップしてからすぐに注文をいただきまして、ゴツい金具のものが2つとも売れてしまいました。
また作り増す予定なのですが、意外と人気でしたね…。
いや、金具として一番実は気に入っていて1年くらい前から購入してもんもんと取ってあったのですがブログを見た知人なども
「ゴツい金具のやついいね!」
と口々に言う有様。ぶっちぎりの人気です。
ギボシのシンプルさもいいんだけどなぁ~と思いつつ、ゴツい金具は買っておいてよかったと心の底から思いました。こういう色と形と大きさがバッチリなものってなかなか出会えないもので、「何かに使うかも?」と思ったらすぐに買い!!!!なのです。
かなりの手芸用品店に赴いているのですが、いいものがあっても在庫が少ないのでほぼ買占め、無ければ取り寄せと何かと苦労させられるのがこの金具部分なのでした。
皆さまこんばんは。
休みの間にサンドリアPSPケースを作りつつ解説用の写真を撮りためていました。
ちょっと長いですが、興味ある方はご覧ください。
【1】革に裏地をつける
ある程度の大きさに裁断しておいた革に、少し大きめの裏地を貼り付けます。
この前の段階で「革に切り抜き用マーキングをする」「レーザー刻印をする」があるのですが、マーキングは見ての通り白い線をいれただけ、レーザー刻印は業者の方に依頼しましたので割愛です。
【2】裏地を貼り付けて空気を抜く
少し大きめにしないと革の位置あわせが非常に面倒なので、勿体無くても大きめに裏地を取るのがコツです。
【3】裁断する
直線部分は裁断機(写真)、カーブ部分は手切りと小さなカーブは彫刻等や専用の抜き型を使います。
【4】入り口部に補強をつける
PSPの抜き差しをするところにハリを持たせるため、裏から同じ革で補強をします。
補強革を切り抜いたところ。
【5】補強を貼り合わせる
真ん中にくるように位置あわせをし、補強部分を貼り付けます。
【6】補強ごと切り抜く
入り口部分です。直線は裁断機+革断ち包丁、カーブ部分は専用の抜き型です。
【7】補強部分を縫い合わせる
革をも縫えるパワーのあるミシン+レザー用針(刃がついてる)で縫います。
糸はかなり太いもので、革と同じ色です。
【8】ベルトを作る
入り口部分からPSPが飛び出さないようにするため&飾り用のベルトです。
表裏に革を貼り付け、ミシン縫いで補強しています。
取り付ける金具によって太さや先端の形状を変えるのがポイントです。
【9】本体にカシメ用穴をあける
かるくボンドで端を張り合わせ、カシメ用の穴をパンチで開けます。
1つのPSPケースにつき40個近くあけていますので、握力がつくこと必至です。
この後、カシメをはめてカシメ打ち用のハンドプレスで締め付けていきます。
【10】金具の位置を決める
金具の仮の位置を決定してしるしをつけます。位置が悪いと使い勝手が悪いものとなり、ここは中に実際にPSPを入れるなどして慎重に位置取りをします。
この際、重なったり隠れたりする端っこ部分の革の最断面に対し、黒いコバコートという薬品を塗りつけます。
これは端っこの部分の補強と見た目をよくするためです。
【11】金具を固定し、コバコートを全体に塗る
金具を固定し、必要な部分には強力なボンドを流しいれます。
10で塗らなかった部分のコバにコバコートを塗り、表面が滑らかになるように磨きます。
【12】完成!
これでやっと完成です。
今回はコミケに持っていったのとは違う金具をとりつけてみました。
ゴツい金具(差し込み式の鍵のようになっているやつ)とギボシ(穴に入れて留めるタイプ)の2種類です。
ゴツい金具のものは全体的に荘厳な感じ、ギボシはシンプルな感じです。
お好みでチョイスしてください。
いかがでしたか?
意外と簡単だったのではないでしょうか。
実際はデザインを決めて型を作り、仕上げを考えるなどの工程が入るのですが、一度決まってしまえばわりとサクサク作れます。
こちら3点のほかにもあと4点作成予定です。
ギボシタイプを1つ、ゴツい金具のものを1つ、コミケで出した差込金具タイプを2つ、それぞれ若干のバリエーション違いを作る予定です。
(カシメの色を変えたりなど)
また作り次第UPしますので、よかったら見てやってください。
休みの間にサンドリアPSPケースを作りつつ解説用の写真を撮りためていました。
ちょっと長いですが、興味ある方はご覧ください。
【1】革に裏地をつける
ある程度の大きさに裁断しておいた革に、少し大きめの裏地を貼り付けます。
この前の段階で「革に切り抜き用マーキングをする」「レーザー刻印をする」があるのですが、マーキングは見ての通り白い線をいれただけ、レーザー刻印は業者の方に依頼しましたので割愛です。
【2】裏地を貼り付けて空気を抜く
少し大きめにしないと革の位置あわせが非常に面倒なので、勿体無くても大きめに裏地を取るのがコツです。
【3】裁断する
直線部分は裁断機(写真)、カーブ部分は手切りと小さなカーブは彫刻等や専用の抜き型を使います。
【4】入り口部に補強をつける
PSPの抜き差しをするところにハリを持たせるため、裏から同じ革で補強をします。
補強革を切り抜いたところ。
【5】補強を貼り合わせる
真ん中にくるように位置あわせをし、補強部分を貼り付けます。
【6】補強ごと切り抜く
入り口部分です。直線は裁断機+革断ち包丁、カーブ部分は専用の抜き型です。
【7】補強部分を縫い合わせる
革をも縫えるパワーのあるミシン+レザー用針(刃がついてる)で縫います。
糸はかなり太いもので、革と同じ色です。
【8】ベルトを作る
入り口部分からPSPが飛び出さないようにするため&飾り用のベルトです。
表裏に革を貼り付け、ミシン縫いで補強しています。
取り付ける金具によって太さや先端の形状を変えるのがポイントです。
【9】本体にカシメ用穴をあける
かるくボンドで端を張り合わせ、カシメ用の穴をパンチで開けます。
1つのPSPケースにつき40個近くあけていますので、握力がつくこと必至です。
この後、カシメをはめてカシメ打ち用のハンドプレスで締め付けていきます。
【10】金具の位置を決める
金具の仮の位置を決定してしるしをつけます。位置が悪いと使い勝手が悪いものとなり、ここは中に実際にPSPを入れるなどして慎重に位置取りをします。
この際、重なったり隠れたりする端っこ部分の革の最断面に対し、黒いコバコートという薬品を塗りつけます。
これは端っこの部分の補強と見た目をよくするためです。
【11】金具を固定し、コバコートを全体に塗る
金具を固定し、必要な部分には強力なボンドを流しいれます。
10で塗らなかった部分のコバにコバコートを塗り、表面が滑らかになるように磨きます。
【12】完成!
これでやっと完成です。
今回はコミケに持っていったのとは違う金具をとりつけてみました。
ゴツい金具(差し込み式の鍵のようになっているやつ)とギボシ(穴に入れて留めるタイプ)の2種類です。
ゴツい金具のものは全体的に荘厳な感じ、ギボシはシンプルな感じです。
お好みでチョイスしてください。
いかがでしたか?
意外と簡単だったのではないでしょうか。
実際はデザインを決めて型を作り、仕上げを考えるなどの工程が入るのですが、一度決まってしまえばわりとサクサク作れます。
こちら3点のほかにもあと4点作成予定です。
ギボシタイプを1つ、ゴツい金具のものを1つ、コミケで出した差込金具タイプを2つ、それぞれ若干のバリエーション違いを作る予定です。
(カシメの色を変えたりなど)
また作り次第UPしますので、よかったら見てやってください。